前回の「ここから全てを始めよう。」は実は11月くらいの状況だったんですねー。
では、この3~4ヵ月何をしていたかというと。。
蕎麦屋(名前を「※ふぃふぃま屋」という)を手伝ったり、お店の商品仕入などしてました。
※「ふぃふぃま」宮古の方言で、来間(くりま)という意味。
もとは荒地だったこの土地。それを更地にするところから始まり、建物を立てていくとなると色々な申請や検査や許可などが必要なんです。電気や水道、下水も引かないといけないですし。文字通り0からのスタートでした。
蕎麦屋は飲食なので保健所の許可も必要になります。
そういうこともあり、蕎麦屋がある程度完成してからでないと私たちのコンテナの工事を着手することが出来ないということになったのです。それなのでまずは蕎麦屋の完成待ちとなりました。ただ待っているだけも何ですし、私たちもお手伝いすることで少しでも工事の完成を早めることが出来たらと思い、時間のある時は勉強も兼ねてお手伝いをさせて頂いていたんです。
ですが、それらは想像以上に大変な道のりでした。
コンテナという箱を建物として使うには、強度・耐風(宮古の台風は車が飛ぶ程強い場合もある)が十分か?ではどうすれば、それらをクリア出来るか?など、ひとつひとつ解決し進んでいかなければいけません。強度は補強もするしまぁ問題ないとして、最後まで大変だったのはやはり耐風(台風対策)でした。生コンの土間の上にコンテナが置かれているのですが、その土間と強力なワイヤーで固定してもまだ不十分とのこと。しかたないので、コンテナを20cm程土間と生コンで埋めるように固定することで合格。
など、本当に1歩ずつでした。
工事は天気との闘いでもありますね。沖縄は冬が雨期にあたるので、雨の日が多めなんです。(特に1・2月)
上の土間に生コンを流した時は前が見えない程のドシャ降りでしたしねー。
あとは、駐車場をどうしようか悩んだり、南国沖縄の雰囲気をどうやって出そうか悩んだり・・・。
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南国の雰囲気を出す為にヤシの木を植えたりもしました。
コンテナの前は草むらだったので、草むしりをしたのに、1週間でこれくらは伸びてくるし。笑
宮古の植物って成長速度が凄くて、本当にあっというまに草ボーボーになってしまう。抜いても抜いてもキリがないよ~。泣
とまぁ、こんな感じに試行錯誤しながらの数か月だったんです。
さて、いきなりだいぶ端折りますが、現在のふぃふぃま屋はこんな感じです。
沖縄ならではの門構え「ヒンプン」。雰囲気出てますね~。
まだ生えきっていませんが、芝生を植えたり、和の雰囲気を出すために外壁を木材にしたり。
内装は大工さんにも入ってもらって、木材や漆喰などを使って温かい印象を出してますね。
まだ完成ではありませんが、かなり着実に出来てきましたね。
大工さんに助けてもらいながらみんなで頑張って作っていってます。ただの鉄箱に命が入っていっている感じがしてくるんです。
ここでの経験を参考に今度は自分達のコンテナを工事していきます!
我がコンテナの前の更地にアスファルトを敷き、駐車場スペースが完了。
まだノンタッチの我がコンテナ。
さぁ!もうすぐ着工だ!
さて、、どうしようかな。(2回目)笑