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2009年10月20日
amazonから宮古島へ
10月に入ってぐずついたお天気が続いています。
先週は横須賀から武の幼なじみ、satoshiくんが初来島♪
なのに・・・5日間とも曇りと雨。残念ながら青い空と海は今回は見ることが出来ませんでした。。海に一度も入れなかったのが本当に残念><
海も高波!台風が近くにいるせいか、かなりうねってますね~。
すごい、合成写真みたい・・・!
横浜の老舗レストランバー amazon clubの店長サンです。amazon club独特の不思議でステキな雰囲気でおいしいお酒が飲める、とってもオススメのお店♪
一年半ぶりくらいの再会だけど、さすが20年来の親友。まるで昨日まで一緒にいたような、全く久々感がない・・そして話は尽きません。6歳からの幼なじみが、こうしてはるばる宮古島に遊びに来てくれたことがなによりうれしかったね。
お天気はグズってたけど関係ナシ!おなかとほっぺたが痛くなるくらい、大笑いしっぱなしの5日間でした。
最後にポロリと「こんなに笑ったの本当に久しぶり」って言っていたけれど、宮古島の空気の中でリラックス&リフレッシュできたようでよかった!
次に来た時は青い空と海が見れますように!リベンジまってるよ^^
先週は横須賀から武の幼なじみ、satoshiくんが初来島♪
なのに・・・5日間とも曇りと雨。残念ながら青い空と海は今回は見ることが出来ませんでした。。海に一度も入れなかったのが本当に残念><
海も高波!台風が近くにいるせいか、かなりうねってますね~。
すごい、合成写真みたい・・・!
横浜の老舗レストランバー amazon clubの店長サンです。amazon club独特の不思議でステキな雰囲気でおいしいお酒が飲める、とってもオススメのお店♪
一年半ぶりくらいの再会だけど、さすが20年来の親友。まるで昨日まで一緒にいたような、全く久々感がない・・そして話は尽きません。6歳からの幼なじみが、こうしてはるばる宮古島に遊びに来てくれたことがなによりうれしかったね。
お天気はグズってたけど関係ナシ!おなかとほっぺたが痛くなるくらい、大笑いしっぱなしの5日間でした。
最後にポロリと「こんなに笑ったの本当に久しぶり」って言っていたけれど、宮古島の空気の中でリラックス&リフレッシュできたようでよかった!
次に来た時は青い空と海が見れますように!リベンジまってるよ^^
2009年10月20日
世界一周記:アメリカ編 006
昨夜も早く寝たせいで、また早朝に目が覚めた
まだ夜が明けきっていない朝靄のなか出発することにした。目はまだ眠いが頭はとてもスッキリしていた。俺達は完全な夜型で朝はとことん弱いハズなのに。不思議だな。こんなに気持ちのいい朝は本当に何年振りだろう。
少しずつ明るくなってきて、朝焼けしている湖はとても澄んでいる。
横を見ると朝日に照らされている深幸が少し目を潤ませていたように見えた。
そんな彼女はとても美しく綺麗だった。
俺達は次なる目的地のデスバレーに向けて、国道395号線を南下することに。
この395号線はアメリカのなかでも最も美しい景観の道路のひとつで有名。シエラネバダ山脈を右側に観ながらひたすら走り続ける。
標高が高いからか空気も澄んでいて遠いところまでもくっきり見える。
確かにこの道路からの眺めは本当に美しかった。アメリカをドライブ旅行する人には是非お薦めしたいなー。こんなにも雄大で美しい眺めを見ながらのドライブなんて他ではなかなか味わえないかもしれない。しかも長いんですよ。数時間にも渡って絶景が続くんだから。
俺達は数時間、特に何を話す事もなく走り続けていた。 息を呑む絶景を眺めながら色々な事を考えていた。これからの旅の事。いったい何のために旅へ出たのか。。今までの人生とこれからの人生。俺はひたすら自分に語りかけ物思いにふけっていた。
ふと周りを見ると見たことも無いような絶景が俺をハッとさせた。こんなにも素晴らしい景色を目の前にしても俺は結局自分の中の世界を見ていた事に突然気が付いた!
なんて小さい世界で生きているんだろう。地球はこんなにも素晴らしいのに
なんだかとても嬉しかった。
徐々にクリアになっていく頭の中。
気が付けば何も考えられずただただ目の前の景色を眺めていた。
そして無意識にシャッターを切っていた。
その時の写真はアメリカでのベストショットの1枚になった。
まだ夜が明けきっていない朝靄のなか出発することにした。目はまだ眠いが頭はとてもスッキリしていた。俺達は完全な夜型で朝はとことん弱いハズなのに。不思議だな。こんなに気持ちのいい朝は本当に何年振りだろう。
少しずつ明るくなってきて、朝焼けしている湖はとても澄んでいる。
横を見ると朝日に照らされている深幸が少し目を潤ませていたように見えた。
そんな彼女はとても美しく綺麗だった。
俺達は次なる目的地のデスバレーに向けて、国道395号線を南下することに。
この395号線はアメリカのなかでも最も美しい景観の道路のひとつで有名。シエラネバダ山脈を右側に観ながらひたすら走り続ける。
標高が高いからか空気も澄んでいて遠いところまでもくっきり見える。
確かにこの道路からの眺めは本当に美しかった。アメリカをドライブ旅行する人には是非お薦めしたいなー。こんなにも雄大で美しい眺めを見ながらのドライブなんて他ではなかなか味わえないかもしれない。しかも長いんですよ。数時間にも渡って絶景が続くんだから。
俺達は数時間、特に何を話す事もなく走り続けていた。 息を呑む絶景を眺めながら色々な事を考えていた。これからの旅の事。いったい何のために旅へ出たのか。。今までの人生とこれからの人生。俺はひたすら自分に語りかけ物思いにふけっていた。
ふと周りを見ると見たことも無いような絶景が俺をハッとさせた。こんなにも素晴らしい景色を目の前にしても俺は結局自分の中の世界を見ていた事に突然気が付いた!
なんて小さい世界で生きているんだろう。地球はこんなにも素晴らしいのに
なんだかとても嬉しかった。
徐々にクリアになっていく頭の中。
気が付けば何も考えられずただただ目の前の景色を眺めていた。
そして無意識にシャッターを切っていた。
その時の写真はアメリカでのベストショットの1枚になった。
2009年10月07日
すっかり秋ですね
旅番組の途中ですが・・・
ブログ更新だいぶサボっておりました。
きがつけば夏休みも終わり運動会も終わりシルバーウィークも終わり、、、。。
宮古島の空も海もすっかり秋めいてまいりました。
がじゅまる店内も秋らしいお洋服が増えてきましたよ~♪
今月からお取り扱いブランドもぐ~んと増えて、宮古島初上陸モノがもりだくさん。
ほーんの一部ですがご紹介です!
まだまだ半そででも十分な宮古島!ちょっとまだ長袖は暑くて着れませんよね。。
ということでこちらは半そでチュニックですが、茶系で気分は秋色に☆
インナーに着ているのは茶のキャミペチコート♪これはかなり使えるアイテムですよ~。
これから活躍しそうなパーカーに白くまさん登場。かわいい。。
ボトムはスカートではなく、ワイドな柄パンツ。
南米風刺繍のワンピース。カラフルな鳥は着ているだけでハッピーになれそうです♪
さて、こちらの画像に何羽の鳥が写っているでしょうか・・・?
次回はかわいい小物などなどご紹介していこうと思いマス。
ブログ更新だいぶサボっておりました。
きがつけば夏休みも終わり運動会も終わりシルバーウィークも終わり、、、。。
宮古島の空も海もすっかり秋めいてまいりました。
がじゅまる店内も秋らしいお洋服が増えてきましたよ~♪
今月からお取り扱いブランドもぐ~んと増えて、宮古島初上陸モノがもりだくさん。
ほーんの一部ですがご紹介です!
まだまだ半そででも十分な宮古島!ちょっとまだ長袖は暑くて着れませんよね。。
ということでこちらは半そでチュニックですが、茶系で気分は秋色に☆
インナーに着ているのは茶のキャミペチコート♪これはかなり使えるアイテムですよ~。
これから活躍しそうなパーカーに白くまさん登場。かわいい。。
ボトムはスカートではなく、ワイドな柄パンツ。
南米風刺繍のワンピース。カラフルな鳥は着ているだけでハッピーになれそうです♪
さて、こちらの画像に何羽の鳥が写っているでしょうか・・・?
次回はかわいい小物などなどご紹介していこうと思いマス。
2009年10月04日
世界一周記:アメリカ編 005
朝、あまりの寒さに目が覚めた。そりゃもう寒いなんてもんじゃない! 大袈裟じゃなく凍死するかと思うほどの寒さだ!二人ともガタガタ震えてるし唇は真っ青
ヤバイ!! 死んじゃう! 急いでエンジンかけて暖房全開。服を探す。
窓ガラスが霜で凍ってるし!もう5月だし昼も割とポカポカ陽気だったのに朝方こんなに冷え込むとはね~。目が覚めて良かったぁ。いやマジ死ぬとこだから。 外に出てみるとその辺霜だらけ。鼻とか耳とか寒すぎて痛いくらいだよ。
いきなり凍死なんてシャレにならんわw とにかく急いで体を温めてから買っておいたシリアルバーをかじって、早朝の朝もやのなか出発しようということになったんだ。
別に急ぐ旅ではないんだが、あさってにはベガスに入っていたかった。
順調に行けば1日で着くのでヨセミテをゆっくり見ながらベガスに向かおうと思って、地図を見てみると、ヨセミテを横切るような道路がある。それを通ってベガスに向かえばいいね。
ヨセミテ内にあるガソリンスタンドで一応、聞いてみたんだ。
「あの~、この道をまっすぐ行けばヨセミテを抜けられます?」
「まだこの時期は道路が凍結してるから通行止めだよ。」
ぇぇ~またですか~!?(トラブル) え?じゃぁベガスに行くにはどうしたらいいの?って聞いたら、初日に行ったベーカーズフィールドまで戻れって!!!
おいふざけんな キレ気味におっさんにそんなとこまで戻れるか!って言ったら
「君達に何があったか分からんがよっぽど嫌な思いをしたんだろう。ワハハ そしたらヨセミテを上からぐるっと迂回して行くといいよ。 死ぬほど遠いけどな」
このクマみたいなおっさん、めちゃいい人だけどサラッと凄い事言ったよ。。
まぁまだ時間はあるしね。あさってまでに着けばいいし。地図見るとかなりありそうだけど何とかなるだろう!
ヨセミテ凄く良いところだからもっとゆっくり見たかったな~。トレッキングとかしてみたかったぁとか言いながら迂回する為に出発した。
なんかインディージョーンズみたいな道だ~♪
朝方だったせいか、道を走っていると鹿の群れが道路を横断していてビックリ感動 急だったので写真が取れなかった(泣) でもいきなり出てくるから安全運転をしないとね。
良い子のみんなも気をつけようね!
ヨセミテの深く神秘的な森の道を通り過ぎた後は眺めのいい道が続いた。
絶景を横目にひたすら長~い下り坂を走っていて気がついた。
そうか。俺達は結構標高が高いところにいたんだ!だからあんなに冷え込んだんだ!今までとは自然のスケールがまるで違うから気がつかなかった!
道はどんどん下って行ってとうとう一番低いところが見えてきた。
他の車もほとんどいないし田舎道だから深幸も運転に挑戦。
デカイし怖いと言っていた割に余裕の運転。ただ…彼女意外にスピード狂なんだよね。。 お、おいもっとゆっくりなんて事も。
なんかやっと下山した感がある草原で一休み。
先が見えなくなる程のまっすぐな線路があったのでスタンドバイミーごっこ
日差しが気持いい♪ このまま寝ちゃいたいよ。
そこから暫く走り続けること2~3時間。ちょうど昼ごろだ。
何やら道路に洗濯物が干してある!?
と思っていると、どうやらこれは街のアーチ?みたいなもので旅人を歓迎しているんだ。
町全体で遊び心があるって素敵だよね~
アメリカは田舎道をずう~っと走っていたかと思うと、いきなりポツンと道路を挟むように町が現れるんだ。とても小さな町なんだけど、それぞれ旅人を楽しませようとアイデアを出しているのが伝わりとても微笑ましく休憩するにはもってこいなんだ。
ハーレー乗りのバイカー達もしばしの休憩。アメリカを旅しているといたるところで見かけるバイカー達。めちゃくちゃデカイ!そしてバイク綺麗 虫とかどうしてんのかな?
絶対ショットガンでも持ってるって感じのイカツイ人達だけど。。
話すときっといい人達だろう!←未確認。おばあちゃんとかいるしね。
この辺は高度が低いせいか昼は暑い。Tシャツで十分
バイカーの溜まり場でビビりながらチーズバーガー食べてると、そのひとりのおばちゃんが話しかけてきた。
「ハーイ♪ YOU達はどこ行くのよ?」って聞くから
「これからデスバレーに向かうんだ」って答えたら、いきなり大笑い!!
それも本当に大笑いで、あまりに笑いすぎて顔が鬱血して紫色になってる。
お、おばちゃん死んじゃうよ?w
「あんなとこ何にも無いから行くのやめなよ!!日本から来てそんなとこ行ってどうすんのさ!ギャハハハハ!」 みたいなマシンガントーク。
どうやら、デスバレーには砂漠しか無いから行ってもしょうがないよ!私達はここに行くからあなた達もここにしなよ。ってなんか鍾乳洞みたいな所のパンフレットまでくれた。確かに綺麗な所っぽい。けど俺達は日本には砂漠が無いから見てみたいんだって言ったらまた大爆笑されたw まぁなんにせよいい人達だったよ
それからヨセミテを北から迂回するためにひたすら北上。地図とナビを頼りに数時間走ってシエラネバダ山脈を越えて東へ進むことにした。
俺達はシエラネバダ山脈を知らなさすぎた。。
どんどん標高が上がるにつれて雲行きが怪しくなってきて、ついに雨が
雨にもひるまずひたすら登る。登り続ける。
するといきなりの大雪! 大雪ですよ!?
見て分かる通り、俺Tシャツだけどw だって1時間前までは暑かったじゃん!
雪ってゆうか吹雪じゃないっすかぁ!? ってか聞いてないよー!標高が高いとこんなにも違うの?いきなりだからチェーンとかもないけど、、スリップしないように細心の注意をしながら進むしかない。
時には前が見えないくらいの吹雪になったりするので最徐行で。
もう引きもどせないよ~
谷の下には湖があるけど、凍ってるように見える…。そんなに寒いんですか。。
そりゃ通行止めにもなるよな。というかここは通っていいんだよね?本当に。
近くに行ってみると、やっぱり凍ってる。すげぇ
でも俺、凍ってる湖って初めて見るかも~
見通しも効かず急な坂道やカーブが続く道だけど、凍結とスリップに気をつけて飛ばしさえしなければ、なんとか進めそうだ。凄い景色たくさんあるけど、俺はあんまり見る余裕なし。。深幸ちゃん、良く見といてね
2時間ちかくしてようやく標高も低くなり、風も弱まって雪から雨にかわった。降りて深呼吸と伸び。ひんやりして気持ちいい~。あと、もう少しで大きな町に到着だ!
ついに、「Minden(ミンデン)」という町に到着。 町の向こうにはたった今越えてきたシエラネバダ山脈がそびえ立つ。あんなとこ越えてきたんだー!こりゃすげぇや
もう夕方4時だったので次の町へ行くのは断念して今日はここで泊ろうとモーテル探し。
大きい通り沿いにいくつかあったので、何回か行き来して1番安いところにチェックイン。
ずうーっと運転してたから疲れたしおなか減った。。
とっとと飯食って休もうと思って出かけてみた。このMindenという町、そこそこ大きいのだが人の気配が全然しない。。どこを歩いても人っ子ひとりいないんだよね。そんな事を話しながら安く済ます為にマックでも探してみたのだがファーストフードがない。
まぁしかたがないよね。ってことで町はずれにある小さなレストランに入る事に。
そこでまた悲劇が起った。 パスタを1皿頼んだんだが、それがまずいのなんのって!
そのまずさは、この旅でもかなりの上位に入るまずさ!簡単に言うとニンニクの味しかしない。 おまけにうどんみたいふとくなるまで茹でてる。
一口ずつしか食べられなくて、あとはパンとサラダでお腹を膨らませてトボトボ帰ったよ。。
ご飯がおいしくないと、なんだか悲しくなってくるよね。
部屋に帰った俺達は旅の疲れを癒し、ふたりでベットに入って今日一日を振り返っていた。
俺は今日起こった出来事を話すのに夢中になっていた。
だって一日で、色々な事があった。鹿にも出会ったし、可愛い町に寄ったり、永遠と続く草原や荒れ地にはまるで映画に出てくるような線路が引かれている。。今日だけでいったい湖をいくつ見ただろう。そして最後は吹雪の中の峠越え!ここの湖は凍ってたんだよ!俺は興奮してすぐ横にいる深幸に話続けた。
そんな熱くなって話す俺に、深幸は目を細めてこういった。
すんごいニンニク臭い。ドドーン
俺はもう一度歯を磨いて、ゆっくり眠りについた
ヤバイ!! 死んじゃう! 急いでエンジンかけて暖房全開。服を探す。
窓ガラスが霜で凍ってるし!もう5月だし昼も割とポカポカ陽気だったのに朝方こんなに冷え込むとはね~。目が覚めて良かったぁ。いやマジ死ぬとこだから。 外に出てみるとその辺霜だらけ。鼻とか耳とか寒すぎて痛いくらいだよ。
いきなり凍死なんてシャレにならんわw とにかく急いで体を温めてから買っておいたシリアルバーをかじって、早朝の朝もやのなか出発しようということになったんだ。
別に急ぐ旅ではないんだが、あさってにはベガスに入っていたかった。
順調に行けば1日で着くのでヨセミテをゆっくり見ながらベガスに向かおうと思って、地図を見てみると、ヨセミテを横切るような道路がある。それを通ってベガスに向かえばいいね。
ヨセミテ内にあるガソリンスタンドで一応、聞いてみたんだ。
「あの~、この道をまっすぐ行けばヨセミテを抜けられます?」
「まだこの時期は道路が凍結してるから通行止めだよ。」
ぇぇ~またですか~!?(トラブル) え?じゃぁベガスに行くにはどうしたらいいの?って聞いたら、初日に行ったベーカーズフィールドまで戻れって!!!
おいふざけんな キレ気味におっさんにそんなとこまで戻れるか!って言ったら
「君達に何があったか分からんがよっぽど嫌な思いをしたんだろう。ワハハ そしたらヨセミテを上からぐるっと迂回して行くといいよ。 死ぬほど遠いけどな」
このクマみたいなおっさん、めちゃいい人だけどサラッと凄い事言ったよ。。
まぁまだ時間はあるしね。あさってまでに着けばいいし。地図見るとかなりありそうだけど何とかなるだろう!
ヨセミテ凄く良いところだからもっとゆっくり見たかったな~。トレッキングとかしてみたかったぁとか言いながら迂回する為に出発した。
なんかインディージョーンズみたいな道だ~♪
朝方だったせいか、道を走っていると鹿の群れが道路を横断していてビックリ感動 急だったので写真が取れなかった(泣) でもいきなり出てくるから安全運転をしないとね。
良い子のみんなも気をつけようね!
ヨセミテの深く神秘的な森の道を通り過ぎた後は眺めのいい道が続いた。
絶景を横目にひたすら長~い下り坂を走っていて気がついた。
そうか。俺達は結構標高が高いところにいたんだ!だからあんなに冷え込んだんだ!今までとは自然のスケールがまるで違うから気がつかなかった!
道はどんどん下って行ってとうとう一番低いところが見えてきた。
他の車もほとんどいないし田舎道だから深幸も運転に挑戦。
デカイし怖いと言っていた割に余裕の運転。ただ…彼女意外にスピード狂なんだよね。。 お、おいもっとゆっくりなんて事も。
なんかやっと下山した感がある草原で一休み。
先が見えなくなる程のまっすぐな線路があったのでスタンドバイミーごっこ
日差しが気持いい♪ このまま寝ちゃいたいよ。
そこから暫く走り続けること2~3時間。ちょうど昼ごろだ。
何やら道路に洗濯物が干してある!?
と思っていると、どうやらこれは街のアーチ?みたいなもので旅人を歓迎しているんだ。
町全体で遊び心があるって素敵だよね~
アメリカは田舎道をずう~っと走っていたかと思うと、いきなりポツンと道路を挟むように町が現れるんだ。とても小さな町なんだけど、それぞれ旅人を楽しませようとアイデアを出しているのが伝わりとても微笑ましく休憩するにはもってこいなんだ。
ハーレー乗りのバイカー達もしばしの休憩。アメリカを旅しているといたるところで見かけるバイカー達。めちゃくちゃデカイ!そしてバイク綺麗 虫とかどうしてんのかな?
絶対ショットガンでも持ってるって感じのイカツイ人達だけど。。
話すときっといい人達だろう!←未確認。おばあちゃんとかいるしね。
この辺は高度が低いせいか昼は暑い。Tシャツで十分
バイカーの溜まり場でビビりながらチーズバーガー食べてると、そのひとりのおばちゃんが話しかけてきた。
「ハーイ♪ YOU達はどこ行くのよ?」って聞くから
「これからデスバレーに向かうんだ」って答えたら、いきなり大笑い!!
それも本当に大笑いで、あまりに笑いすぎて顔が鬱血して紫色になってる。
お、おばちゃん死んじゃうよ?w
「あんなとこ何にも無いから行くのやめなよ!!日本から来てそんなとこ行ってどうすんのさ!ギャハハハハ!」 みたいなマシンガントーク。
どうやら、デスバレーには砂漠しか無いから行ってもしょうがないよ!私達はここに行くからあなた達もここにしなよ。ってなんか鍾乳洞みたいな所のパンフレットまでくれた。確かに綺麗な所っぽい。けど俺達は日本には砂漠が無いから見てみたいんだって言ったらまた大爆笑されたw まぁなんにせよいい人達だったよ
それからヨセミテを北から迂回するためにひたすら北上。地図とナビを頼りに数時間走ってシエラネバダ山脈を越えて東へ進むことにした。
俺達はシエラネバダ山脈を知らなさすぎた。。
どんどん標高が上がるにつれて雲行きが怪しくなってきて、ついに雨が
雨にもひるまずひたすら登る。登り続ける。
するといきなりの大雪! 大雪ですよ!?
見て分かる通り、俺Tシャツだけどw だって1時間前までは暑かったじゃん!
雪ってゆうか吹雪じゃないっすかぁ!? ってか聞いてないよー!標高が高いとこんなにも違うの?いきなりだからチェーンとかもないけど、、スリップしないように細心の注意をしながら進むしかない。
時には前が見えないくらいの吹雪になったりするので最徐行で。
もう引きもどせないよ~
谷の下には湖があるけど、凍ってるように見える…。そんなに寒いんですか。。
そりゃ通行止めにもなるよな。というかここは通っていいんだよね?本当に。
近くに行ってみると、やっぱり凍ってる。すげぇ
でも俺、凍ってる湖って初めて見るかも~
見通しも効かず急な坂道やカーブが続く道だけど、凍結とスリップに気をつけて飛ばしさえしなければ、なんとか進めそうだ。凄い景色たくさんあるけど、俺はあんまり見る余裕なし。。深幸ちゃん、良く見といてね
2時間ちかくしてようやく標高も低くなり、風も弱まって雪から雨にかわった。降りて深呼吸と伸び。ひんやりして気持ちいい~。あと、もう少しで大きな町に到着だ!
ついに、「Minden(ミンデン)」という町に到着。 町の向こうにはたった今越えてきたシエラネバダ山脈がそびえ立つ。あんなとこ越えてきたんだー!こりゃすげぇや
もう夕方4時だったので次の町へ行くのは断念して今日はここで泊ろうとモーテル探し。
大きい通り沿いにいくつかあったので、何回か行き来して1番安いところにチェックイン。
ずうーっと運転してたから疲れたしおなか減った。。
とっとと飯食って休もうと思って出かけてみた。このMindenという町、そこそこ大きいのだが人の気配が全然しない。。どこを歩いても人っ子ひとりいないんだよね。そんな事を話しながら安く済ます為にマックでも探してみたのだがファーストフードがない。
まぁしかたがないよね。ってことで町はずれにある小さなレストランに入る事に。
そこでまた悲劇が起った。 パスタを1皿頼んだんだが、それがまずいのなんのって!
そのまずさは、この旅でもかなりの上位に入るまずさ!簡単に言うとニンニクの味しかしない。 おまけにうどんみたいふとくなるまで茹でてる。
一口ずつしか食べられなくて、あとはパンとサラダでお腹を膨らませてトボトボ帰ったよ。。
ご飯がおいしくないと、なんだか悲しくなってくるよね。
部屋に帰った俺達は旅の疲れを癒し、ふたりでベットに入って今日一日を振り返っていた。
俺は今日起こった出来事を話すのに夢中になっていた。
だって一日で、色々な事があった。鹿にも出会ったし、可愛い町に寄ったり、永遠と続く草原や荒れ地にはまるで映画に出てくるような線路が引かれている。。今日だけでいったい湖をいくつ見ただろう。そして最後は吹雪の中の峠越え!ここの湖は凍ってたんだよ!俺は興奮してすぐ横にいる深幸に話続けた。
そんな熱くなって話す俺に、深幸は目を細めてこういった。
すんごいニンニク臭い。ドドーン
俺はもう一度歯を磨いて、ゆっくり眠りについた